子どものおでかけ「行きたくない!」を真に受けたら……

りけいはは

こんにちは、りけいははです。待ちに待った休日。

平日の疲れはたまっているものの、家でゴロゴロするより、どこか外に出かけたほうが子どもも喜ぶかな〜?とがんばって子どもを誘ってみます。

「ねえ、イオンモールにアイスクリーム食べに行かない?」

ついでに日用品の買い物も済ませたいという親の腹の内は隠しつつ、甘い声と甘いもので息子(保育園年長の次男)を誘います。

私に似て超甘党の息子、絶対に食いつくと思ったのに、息子の答えは意外にも「行かない、行きたくない」と拒否。母の誘いを無視して部屋で遊び続けます。予想外の息子の反応にしょんぼり肩を落としながら、その日は粛々と家事を片付けて終わりました。

そして夕方になり、日も落ちた頃。息子が急に「アイスクリーム食べに行きたい!」などと勝手なことを言ってくるではありませんか!?

いや、そんなのいまさら無理。もう夜ご飯の準備してるから外食もできない。

「自分で行かないって言ったから、母さんもおでかけするのをやめたんだよ」といくら説明しても、ギャン泣きして納得がいかない様子。

仕方なく息子の話を聞いていると、どうやら息子のいう「行きたくない」は、その時は家で遊びたいことがあったから、今は行きたくない、という趣旨だったらしい……。

息子は話すのも苦手で、先の予定を見通すのも苦手。うまく伝えられなかったのも仕方はないか……と、割り切れる気持ちにはなれない母。

せっかくの休日が、どこにも行けず、理不尽なことで泣く子どもをなだめて無駄に終わってしまったというがっかり感で胸がいっぱいになりました。

でも、この失敗を次に何とかしてやろうというのは、理系人間の職業病なのか、以来、しっかり対策を立てるようになりました。

例えばでかける前に、最初にスマホやタブレットなどで行き先のイメージを見せて、「ここ行こう」と誘います(うちの子は文字通り“聞く”のが苦手なので、写真など具体的なイメージがあったほうが伝わりやすいタイプ)。

それでも行きたくない、と言われたら、どうして行きたくないか理由を聞いて、それが何か別のことをしたかった場合、「動画が見たいんだね」、などと言って一度は子どもに合わせます(ここが親のふんばりどころ)。

でもそれは、移動中に見られるかもしれない、帰ってからもする時間はあるよ、でも今でかけなかったらそこには行けないけどどうする?と誘うようにしています。

これで、おでかけ行きたくない騒動がなくなったわけではありませんが、子どもが納得して応じてくれるのは早くなりました。