どうしても列に並べない子どもに 母は知恵をふり絞った

りけいはは

こんにちは りけいははです。

子どもとおでかけするときの大変なことの1つに、「列に並ぶ」があります。

うちの子は、スーパーのちょっとした会計の列に並ぶのも難しいくらいじっとしているのが苦手(「逃げる子ども、追う母」参照)。

行楽地などで数十分待たなければならないときは地獄です。

でも並ぶことがわかっているような場所にでかけるときは、事前にこちらも準備ができます。

例えば……

・動画視聴やゲームができるタブレットやスマホ(AmazonのPrime会員でFireタブレットを持っていたら、好きな動画のエピソードを家でダウンロードしておくと外出先でも見られるので便利。音が周りに聞こえなくてすむように、イヤホンもセットで使います)

・子どもの好きな本(間違い探しや迷路など)

・子どもの好きなタイプの本で新しい本(こっそり用意しておいて、ここぞと出す)

・好きなおやつ(時間がかせげて,手が汚れにくく,かつお腹がいっぱいになりにくい押し出し式のマーブルチョコや型に入ったグミなどが便利)

などなど。

そういった準備を持ち合わせていない場合は

・しりとり

・クイズ

・景色の中から○○探し

といったその場でできる方法もあります。

これらの方法は単独では長時間もたなくても、組み合わせで乗り切れることもあります。

でも時に、どうにもこうにもならないことがあるのも事実です。

列から離れてどこかに行こうとしたり、列に並べていても、体を大きく動かして周囲の人に迷惑をかけてしまったり……

とあるプールの入り口でのこと。

あと5分じっと並べば楽しいプールに入れるのに、並んでもすぐに列から外れてしてしまって、いつまでたっても入れない、という状態に。

ネタも知恵も尽きてもうだめだ……と諦めかけたとき、受付カウンターから少し離れたところで列を誘導している係員が目に入りました。

私は子どもの手を引いて列を離れ、その係員のところに向かいました。

そしてその係員に尋ねました。

「すみません、本当にどーしても子どもが列に並べません、どうしたらよいでしょうか?」

その時は、その係員の方がその場でカウンターの端に私たちを誘導し、受付をしてくれました。

こういう列に並べない子連れへの対応は施設によってまちまちですが、本当にどうにもならないことを相談すると、(あるいはうちの子どもの暴れっぷりを見かねてなのか)、ほとんどの場合、何かしら応じてくれます。

(施設によっては別の場所で待たせてもらい、時間になったら戻ってくるなどの対応を取られているところもあるので、各施設に問い合わせてみてください)

自分一人でどうにもならない場合、人に相談する。

なかなか勇気のいることですが、思い切って周りの人に声をかけてみると、道が開けるかもしれません。